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展望台・観測台・展示その他の文化的催し

 

スリー・イン・ワン

ラウンドタワーは、1637年から1642年にかけて、クリスチャン4世王によって建造されました。

このタワーは、トリニティー・コンプレックスの最初の部分であり、17世紀の学者達に利用されていた最も重要な設備を三つ、すなわち天文観測台、学生対象の教会、大学図書館を結合していました。

 

屋上から見下ろすコペンハーゲン

ラウンドタワーの最上部は路面から34.8メートルの高さにあり、ここから昔ながらのコペンハーゲンのカルチェラタンの絶景を見下ろすことができます。展望台に到達するためには、吹き抜けになったタワーの中、長さ209メートルの道のりを、ユニークな螺旋通路を7.5周しながら登ります。

 

最古の大学図書室

屋上へ上る螺旋通路の中途から、900平方メートルの広々とした図書室にアクセスできますが、ここでは年間を通じて様々な展示会やその他の文化的イベントが開催されています。かつてこの図書室には、大学に所属するすべての書籍収集が収納されていましたが、収集物の量がが増えすぎたため、1861年に閉鎖されました。その後、この部屋は1987年に一般公開されましたが、それまでの間ワークショップや貯蔵所として利用されてきました。

 

黄道十二宮図の施された天井

図書室の頭上には、鐘撞き人のための場所であった屋根裏の一室があります。ここでは1728年にコペンハーゲンを襲った大火災後に、再建に使われた巨大な松梁の構造があらわに見えています。この屋根裏でも、タワーの歴史に関する物件や芸術作品の小規模な展示が行われ、加えて天井には燦然とした十二宮図も見られます。

 

ヨーロッパ最古の実用されている観測台

タワーの最上階にある観測台には見事な天体望遠鏡があり、冬季を通じ、また夏の一定期間には一般見学者が星を観測することができます。当初この展望台は、測定や彗星観測などの目的で大学設備として作られたものですが、1861年にその機能はより新しく、より近代的な観測所へと移されました。

 

神の恵み

ラウンドタワーの正面外壁の最上部には、クリスチャン4世王が自らデザインした金箔の判じ絵紋が刻まれています。この判じ絵紋は、「神よ、クリスチャン4世王の心に、正しい知恵と正義を与えたまえ。1642年」と解くことができます。

 

敬神が王国を強化する

ラウンドタワーの展望台は、1643年来、精巧にデザインされた錬鉄の格子によって囲まれています。格子には、国王のモノグラムとRFPの文字が見られますが、この頭文字はクリスチャン4世王のモットーであった「Regna Firmat Pietas(信仰が王国を力づける)」をあらわしています。